Q34

最近の子供たちの課題として、不登校になる子が増えています。
 いろいろ理由があろうかと思いますが、親としてどう準備して対処すればいいのでしょうか?

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不登校について、多くの教育者がアドバイスをされています。そのなかでも、日生学園の校長先生が語られる、不登校の本当の原因が分かった日として語られている内容に共鳴するところがありましたので、参考に記します。

多くの人が不登校に似通った体験をされているのではないかと思います。子供たちには、子供の人間関係が存在しており、クラス、やクラブには、不特定の人の集まりですので、日々の会話に合わせられるときと、それが苦痛になるときなどがあります。子供たちは、それがつらくなる時がでてきます。この時が自我意識の目覚めの時で、人を意識し始めているのです。思春期です。自分らしさと、集団の中で自分をどうするかという葛藤が始まるのです。

社会性を身に着けていく中で、集団の中で自分らしさを発揮する術を覚えていくことが、子供から大人への成長と言えるでしょう。

せっかく、人とは違う「自分らしさ」が芽生えてきたのに、それを集団の中で発揮する方法を知らずに成長してしまうのです。

子供の集団の中には、良いゾーン、普通ゾーン、悪いゾーンがあり、例えば、「みんなの知っているお笑いタレントを知らない」、「ファッションに興味がない」「行動やしゃべり方がゆっくり」などの子供たちは、悪いゾーンに属する子供となり、普通ゾーンの子供たちから容赦なく「杭を打たれる」こととなります。

この普通ゾーンというのも、それぞれの集団によって違います。まじめに掃除をすることが、普通の集団もあれば、そうでない集団もあります。

これらの普通の集団に合わせられなかったのが、不登校になる子供が多いというのです。出る杭は打たれるたぐいの子は、個性的な子供が多く、子供の集団が受け止められない子が多いそうです。そこで、課題がわかってきたのは、この不登校になる子供たちは、強さが欠けているのが特徴的なのです。別に人に合わせられなくてもいいじゃないか、という力強さがあれば自由にみんなと生活していけるのです。これが一番の問題だということなのです。この力強さがガッポリ体から抜けているというのです。ということなので、親はこの子供の状況をまず理解してあげて、まず、励ましながら対応してあげることが必要です。